讃岐のこんぴらさんの名で親しまれている
金刀比羅宮(ことひらぐう) は琴平山(象頭山)の中腹にあります
金刀比羅宮には
大物主神(おおものぬしのかみ=天照大御神〔あまてらすおおみかみの弟〕)を初め
多くの神様が祭られており
昔は、この付近まで瀬戸内海が入り込み良き碇泊所であったため
大物主神は、この琴平山に行宮を営まれ、表日本経営の本拠地と定めて
中国、四国、九州の統治をされたといわれています
そのため、今もなお“海の神様”として広く親しまれているのです
さて
江戸時代
当時、江戸を中心とした東日本の各地から
社寺への参拝の旅は大変なことであり
当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝にいくことがありました
これを「代参」と言います
そして
その「代参」をしたのは”人”だけではなく
「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が
飼い主の代参をすることもありました
犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ
目的地にたどりついたのです
この「こんぴら参り」の代参をした犬は
特に「こんぴら狗」と呼ばれています
今回ここるくんも「こんぴら狗」をつれて
金刀比羅宮・奥社まで参拝するようです
さぁ、出発ですよ


どうやら「こんぴら狗」が異議を唱えているようです
「いつも行ってて疲れちゃった。今回は代わりに行ってきてよ。おねがいしまーす」
「・・・う、うん」
そんな感じで
ここるくんの「こんぴらさん」へのひとり旅は始まりました

ここるくん、「こんぴらこるく」としてちゃんと”奥社”まで行けるかな?
作者:kotoba




