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ここるくんの冬休み 海の神様 金刀比羅宮 その3

さて神域の総門である大門をくぐると

大きな傘をさして飴を売る5軒のお店がありました

こんぴらさん「なにあれー」

この5軒は、特別に宮域での商いを許された

5人百姓と呼ばれる人たちです

「5軒ちゃんとあるよー」こんぴらさん031

 

桜馬場”と呼ばれる大門から150メートルほど続く石段の道を進み

こんぴらさん「すすめっ、すすめっ」

こんぴらさん「しあわせさん、こんぴらさん、だってぇー」

こんぴらさん431段目 桜馬場西詰銅鳥居

こんぴら狗もちゃんといます

こんぴらさん「こんぴら狗さん、はっけんー」

こんぴらさんこんぴらさん

こんぴら狗の他にも

こんぴらさん神馬(しんめ)や

こんぴらさん象やこんぴらさんカモさんもいます

また

こんぴらさん「なにあれー」

こんぴらさんこんぴらさん

大きな奉納プロペラも飾ってありました

 

そして、自由に書き込めることができる大きな絵馬も展示してありました

こんぴらさん

 

ここるくんも、ちゃんとお願いごと書いたんだよね

ここるくん「うんっ、ないこうかいうんがますますよくなりますようにー、って書いたんだー」

 

お願い事も書いたし、いろんな動物さんも見れたし、あともうちょっと頑張って登ろうね

ここるくん「あと何段ぐらいかなぁ、まだまだ僕、元気だよ~」

ここるくんの冬休み 海の神様 金刀比羅宮 その2

こんぴら狗←「こんぴら狗」の代参で

ここるくん←「こんぴらこるく」となったここるくん

さぁ

いよいよ琴平駅に到着です

こんぴらさん「がんばるぞぅー」

こんぴらさん「あるけっ」

「あるけっ」こんぴらさん

こんぴらさんこんぴらさん「表参道にとうちゃくー」

表参道に到着したここるくん

いよいよ奥社までの長い道のり1368段

こんぴらさん「1段目ぇー」

「2段目ぇー」こんぴらさん

 

―以下 省略―

 

こんぴらさん「100段目だよー」

こんぴらさんこんぴらさん「まだまだだね」

そして、100段目付近には

こんぴらさん一之坂鳥居

備前焼の狛犬こんぴらさん

こんぴらさん「狛犬」の真似をするここるくん などなど

更に階段は続きます

こんぴらさん294段目

351段目こんぴらさんこんぴらさん

 

365段目「大門」に到着です

こんぴらさん「わぁ、大きな絵馬があるよー」

「寅さんー」こんぴらさん

 

そして、参拝した日はちょうど1月10日の「初こんぴら」でした

こんぴらさん

「昔からこの日に大神さまにお祈りすれば特別霊妙な功徳が授かるといわれています」

 

新年早々いいことありそうだね、ここるくん

ここるくん「うんっ、振る舞い酒やおしるこもあるって書いてあったよー、うわーい」

ここるくんの冬休み 海の神様 金刀比羅宮 その1

讃岐のこんぴらさんの名で親しまれている

金刀比羅宮(ことひらぐう) は琴平山(象頭山)の中腹にあります

こんぴらさん 

 金刀比羅宮には

大物主神(おおものぬしのかみ=天照大御神〔あまてらすおおみかみの弟〕)を初め

多くの神様が祭られており

昔は、この付近まで瀬戸内海が入り込み良き碇泊所であったため

大物主神は、この琴平山に行宮を営まれ、表日本経営の本拠地と定めて

中国、四国、九州の統治をされたといわれています

そのため、今もなお“海の神様”として広く親しまれているのです

 

さて

江戸時代

当時、江戸を中心とした東日本の各地から

社寺への参拝の旅は大変なことであり

当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝にいくことがありました

これを「代参」と言います

そして

その「代参」をしたのは”人”だけではなく

「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた

飼い主の代参をすることもありました

犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ

目的地にたどりついたのです

この「こんぴら参り」の代参をした犬は

特に「こんぴら狗」と呼ばれています

 

今回ここるくんも「こんぴら狗」をつれて

金刀比羅宮・奥社まで参拝するようです

さぁ、出発ですよこんぴら狗

こんぴら狗

こんぴら狗

どうやら「こんぴら狗」が異議を唱えているようです

 

こんぴら狗「いつも行ってて疲れちゃった。今回は代わりに行ってきてよ。おねがいしまーす」

 

ここるくん「・・・う、うん」

 

そんな感じで

ここるくんの「こんぴらさん」へのひとり旅は始まりました

こんぴら狗

 ここるくん、「こんぴらこるく」としてちゃんと”奥社”まで行けるかな?

作者:kotoba

 

第020話 シーマンシップってなんだろう その1

シーマンシップ

ここるくん「なにーこの宣伝用ポスターみたいな写真」

「うん、今日はちょっと”シーマンシップ”について簡単に説明したいんだけど、聞いてくれるかな?」こるくん船長

 

ここるくん「うーん少しならいいけどぉ・・・」

「・・・あんまり気乗りがしないみたいだけど、早速、始めるね・・・」こるくん船長

 

こるくん船長

英単語での「seamanship」の意味は「操船術」です

精神論は含まれないとの意見もありますが

ここでは、「船乗り」が「そうあるべき姿」(精神論)を含む「シーマンシップ」の説明をしていきたいと思います

 

シーマンシップ」とは

1 船乗りとしての技能

  航海をするために必要な基本的技能(運用術や航海術など)

2 船乗りとしての資質・心がけ

  慣海性、海上生活の順応性、心構え、精神的及び身体的の適応性などといった人格的なもの

この2つの意味が含まれています

 

 では、なぜ、「シーマンシップ」は必要なのでしょうか

それは、「船乗り」が活動する場所が

1 海上であること

・不確定要素が多い

・外的条件が厳しい(厳しい風雨、波浪、複雑な海潮流、大きな寒暖差、船体動揺)

・制約された環境下(海上にでれば限られた環境”船内、乗組員、物資”)にあるなかで

 耐えられる強靭な精神力、体力、チームワークが求められる

・事故の危険性が高い

・互いに協力、支援を必要とする

また、海上には

2 国際性がある

・国家の代表となりえる

(外国へ行った場合、一人一人が国家の代表といった性格をもっており、

その船の、そのクルーの態度、動作がふさわしいものでなければならない)

・外国とのかかわりが多い(広い視野を持ち、各国の習慣等にも精通してなければならない)

 

これらの特殊な環境下において、それに対応すべく技能や資質が問われてくるわけです

 

ここるくん「ねぇねぇ、シーマンシップのシップっておふねのことー?」

「そういう質問できたか・・・こるくん船長

 shipというのは名詞を作る語尾で、船のship とは偶然に音が同じなだけなんだよ

日本語に的確に表す言葉はないけど、「在り方」のように考えればいいかな

たとえば

friendship は friend であること

sportsmanship は sportsmanであること、だね」

 

ここるくん「ふぅーん。今回は地味~に勉強になる回だったね!」

「・・・地味・・・だった?次回からはもうちょっと詳しく説明するから、ちゃんとついてきてね・・・」こるくん船長

作者:kotoba

第019話 ここるくんと内航海運 その2 コンテナ船  ← ○

ここるくんの観光案内 大浜埼灯台 その2

灯台は白くてとてもキレイです

大浜埼灯台「わぁー。エーゲ海の建物みたいー(行ったことないけど)」

大浜埼灯台は高さの低い灯台ですが

これは、船が航海する場所が灯台の近くであるため、光があまり遠くまで届く必要がないからだそうです

 

灯台のふもとで見る景色もとてもキレイです

大浜埼灯台「あ」

大浜埼灯台「なんかお船がきたよー」

ここるくん「何のお船かなぁ。こんど、こるくん船長に聞いてみよ」※油送船

 

少し離れた場所にまた何かを見つけました

大浜埼灯台「あれなあに?」

早速いってみましょう

現地までは結構険しい山道です

大浜埼灯台「あ、人がいるー」

大浜埼灯台「まってぇー」 あ、ここるくん、そんなに急ぐと・・・

大浜埼灯台「いてっ」

山道は滑りやすく、木(竹)が倒れていることも・・・足元(頭上)に気をつけて進みましょう

 

大浜埼灯台「やっとついたー」

大浜埼灯台「けんちょうしょ、だってぇー」

大浜埼灯台「今は中はからっぽだったよ」

そのほか

大浜埼灯台の付近には

大浜埼灯台大浜埼灯台

大浜埼灯台大浜埼灯台

大浜埼灯台大浜埼灯台

現在は使われていないものの

昔、船舶の安全のために使用されたいろいろな道具がそのまま設置されていました

ここるくん「お船が安全に走るためには、陸からのさぽおと(サポート)も必要なんだね!」

 

観光+お勉強、ここるくんはだんだん物知りになっていきます

ここるくんの観光案内 大浜埼灯台 その1

因島大橋を渡って因島にやってきたここるくん

しまなみ海道
 
とてもキレイな青空です

 しまなみ海道「わぁー」

  
展望所から何やら白い建物が見えました

しまなみ海道5「なにあれー」

案内図を見ると、どうやら灯台のようです
案内図
因島大橋記念公園案内図

大崎浜灯台「灯台かぁ」

 

案内板に従って行ってみることにしました

大浜埼灯台「記念館?」

「あっち?」大浜埼灯台
大浜埼灯台「あ、建物と灯台はっけんー」
大浜埼灯台「よいしょっ、よいしょっ」
大浜埼灯台「とうちゃくー」
大浜埼灯台この木造の建物は、昔の潮流信号所で、現存する唯一の木造海洋施設として土木遺産に認定されています

現在は尾道市(合併前は因島市)が「大浜埼灯台記念館」として管理しています

大浜埼灯台「説明きこーっと。ぽちっとな」
「わぁっっっ」大浜埼灯台説明のテープは近くのスピーカーから思いのほか大音量で流れます

中に入ることはできませんが、外の窓から中が

大浜埼灯台見えたり大浜埼灯台見えなかったりします

 

うみまるくんと記念撮影も済ませて

大浜埼灯台「ぴーす」

次は灯台の近くにいってみましょう
作者:kotoba

ここるくんの観光案内 阿伏兎 その2

 

大吉」のおみくじを引いて、浮かれ気分のここるくん

ちゃんと手は清めた?

阿伏兎「洗ってもさびないかなぁ・・・」

石段をあがっていきます

阿伏兎「一生懸命上がりまーす」

阿伏兎観音(磐台寺観音堂)阿伏兎

 

お堂は土足厳禁です

阿伏兎「ぼくも靴脱ぐの?」

 

早速あがってみました

阿伏兎「うわぁ、斜めになってるよ」

通路は狭く 傾斜がついており

それに対して欄干は思いのほか低くなっています

下を覗くのもこわごわです

阿伏兎「ちょっとこわい・・・」

後で下から見上げると、ほとんど絶壁でした

「落ちなくてよかったよぅ」阿伏兎

 

ここ阿伏兎観音は、古くは航海の安全を、今では子授け,安産の祈願所として有名らしいです

阿伏兎「手作りの絵馬がたくさんあったよ」

 

阿伏兎「なんかあるー」

 

お堂から見えた灯台にいくことにしました

 

険しい山道を登り

阿伏兎「あらよっと」

カニと闘い阿伏兎「じゃんけん勝負だー」

 

ようやく灯台につきました

阿伏兎「へぇー」

「この燈台は沖を行く船にとって重要な施設です」

阿伏兎「ふぅん」

 

ここるくん、今日の観光どうだった?

ここるくん「うんっ、思いつきで行ったけど、思いのほかおもしろかったよ!」

作者:kotoba

ここるくんの観光案内 阿伏兎 その1

今日のここるくん

広島県・福山市沼隈町に来ています

阿伏兎

阿伏兎山森林自然公園案内図

阿伏兎「観音と灯台をみにいこーっと」

鞆~沼隈の観光名所「阿伏兎(あぶと)観音」は

沼隈半島の南端、阿伏兎岬と呼ばれる突端の断崖にある観音堂です

およそ、1000年前の正暦3年(992年)頃に花山法皇により創建されたと伝えられ、

海の安全を祈願する観音様が祀られています

現在、観音堂は国の重要有形文化財に指定され、

安産・子育ての観音様として信仰を集めています

 

海沿いの道を進んでいきます

阿伏兎「うわぁー」

 

入り口に到着です

阿伏兎「境内での魚釣りはお断りだよー」

拝観料は大人:100円 小人:50円です

 

入ってすぐ、お寺がありました

阿伏兎「なんだかふるそう」

阿伏兎

 

「こどもみくじ」がありました

阿伏兎「こどもみくじ、1つください」

阿伏兎「どれにしようかなぁ」阿伏兎「これにけってーい」

阿伏兎「うわぁい、”大吉”だったよ」

おねがい:いっしょうけんめい やれば かなえられる

おべんきょう:いたずらをやめて べんきょうせよ よくなる

おともだち:けんかしないで てをつなぎ なかよくしよう

びょうき:いたくても くるしくても いのれば なおる

うせもの:よくさがして みなさい でてきます

ここるくん「病(やまい)は気から、っていうもんねっ」

 

ここるくん、はじめてのおみくじが”大吉”でとても嬉しそう

よかったね

ここるくん「うんっ、なんかいいことありそうー。早く次に行こうよぅ」

作者:kotoba

ここるくんの観光案内 鞆の浦編 その2

人々の守りたい景色がそこにはありました

鞆の浦

鞆の浦

鞆の浦

何を守るべきか

小さなここるくんにはまだ分かりません

 

力石「力石(ちからいし)だってー」

力石「力比べのために使われた石なんだって」

 

少し行くと石段がありました

雁木「雁木(がんぎ)っていうんだよ」

これは、潮の干満に関係なく荷の積み下ろしができるように考えられた

階段状の石段です

江戸時代のものが残っているのは、日本でも鞆の浦だけだと言われています

 

あおい空に景色が映えます

鞆の浦

 

街並みも遠い昔に迷い込んだような錯覚を与えてくれます

鞆の浦鞆の浦

鞆の浦鞆の浦

 

港の突き当たりに大きな燈台が見えました

常夜燈「鞆港のシンボル、常夜燈(じょうやとう)だよ」

石造りのこの常夜燈が造られた年代は安政年間(1854~1860)です

常夜燈は「燈籠塔(とうろどう)」とも呼ばれ、

江戸時代、北前船が行き来する鞆港のシンボルでした

海中の基礎の上から宝珠まで11メートルの高さがあり、

港の常夜燈としては日本一の大きさです

ここるくん「龍馬さん達もこの灯りを目指して鞆の浦にたどり着いたのかなぁ」

 

ここるくん、また今度、「いろは丸」や「坂本龍馬さん」のことを勉強してから来なくちゃね

ここるくん「うん、いろんなことを知ってから来たら、二倍楽しめるよね!」

作者 kotoba

第019話 ここるくんと内航海運 その2 コンテナ船

寺田船長のお話(「ここるくんの初めての取材その1~4」参照)を聞いて

すっかりファンになったここるくん

ここるくん「お船の仕事ってかっこいいなぁ・・・」

 

そこへまた、こるくん船長がやってきました

こるくん船長とここるくん「やぁ、ここるくん」「あ、船長さんー」

 

ここるくん「あのねっ、あのねっ、寺田船長ってすっごくかっこよかったよー」

「うん、そうだね。ああいう船で働く立派な若者が増えると、内航海運も安心なんだけどね」こるくん船長

ここるくん「あ、そうだー。寺田船長に聞いてよく分かったけど、ついでだから船長さんからもコンテナ船の話聞こうかなぁ」

「・・・ついでに聞いてくれてありがとう。重複するかもしれないけど、いろいろお話するね」こるくん船長

 

 

コンテナ船

コンテナ船

・総トン数:  499G/T
・載貨重量トン: 1,350D/W
・LBD: 76.95×13.00×6.62m
・積載物量: 20ftコンテナ80個積み
・最高速度: 13.00 kn

こるくん船長「コンテナ船というのはコンテナとよばれる金属製の箱に、食料品や日用品など

生活に必要なものを入れて運ぶのことだよ。貨物の大きさや形がそろうから運びやすいんだ。

海外から運ばれてきたコンテナは内航船へ積みかえられ、全国の港へ輸送されるんだよ。

このことを、フィダーサービスというよ」

「ふぃだぁさぁびすぅ?」ここるくん

こるくん船長フィダーサービス(feeder service)。

外国の港から日本の港へ、日本の港から外国の港へ、船で貨物を運ぶことを外航(がいこう)海運というんだけど、

外航海運で使われる外航船は、日本のおもな港にしかやってこないため、

外航船にのせられた貨物は内航船に積みかえられて、全国各地の港に運ばれるんだ。

反対に、輸出品(ゆしゅつひん)など外航船にのせるための貨物も、内航船によって全国各地の港から運ばれてくるんだよ。

このように、おもな港と全国各地の港をつなぐ輸送(ゆそう)のことを、フィダーサービスというんだよ」

「ふぅん」ここるくん

こるくん船長コンテナは、世界共通サイズの金属の箱なんだよ。

形がバラバラの貨物をコンテナの中に入れて運ぶことによって、

積み降ろしの時間を短縮できる利点があるんだ。コンテナは、船の中でこんな風にならべられているよ」

コンテナ内部

ここるくん「あ、この前見せてもらったけど、

コンテナって上に見えてるだけじゃなくて、中にも層になって入ってるんだよね!」

「そうだね、そういったことも、ほとんどの人は知らないからね。見学できて、本当によかったね」こるくん船長

ここるくん「うんっ。ほかにもいろいろなお船みたいし、お話も聞きたいよぅ」

 

参考及び写真転載:内航海運キッズページ ふれんどシップ(日本内航海運組合総連合会)

作者 : kotoba

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